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元本均等返済のおまとめローンじゃなくて、本当にいいんですか?

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この記事では元本均等返済方式の「おまとめローン」のメリットについて解説している。

最初に断っておくとローンの返済方式は原則として元利均等返済方式だから、金融商品によっては元金均等返済は選択できない。元金均等返済方式は住宅ローンおまとめローン、企業に貸し付けるローン(コーポレートローン)などの限られたローンで使える、とだけ覚えておこう。

さて、月々の借金の返済が大変で「おまとめローン」を検討するときに、融資関係の用語の意味がわからなくて挫折する。わかりにくい代表はこの2つ。

  1. 元利均等返済方式(元利定額返済方式)
  2. 元金均等返済方式(元本均等返済方式、元金定額返済方式)

この2つはどちらもローン(借金)の返済方式のひとつだ。

ここで、あなたの選んだ「おまとめローン」の商品概要をよく見てほしい。元利均等返済方式となっていないだろうか? たしかに借金の返済能力は人それぞれで、月々の余裕を最優先するという理由から元利均等返済方式を選んでいるならそれでも構わない(理由は後述)。そうなら、私からこれ以上言うことはない。

この先は「おまとめローン」の中身をよく知らずに契約しようとする人(している人)に向けて書いた。提案はシンプル。早期に完済したいなら、「おまとめローン」は返済方式にこだわろう。

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どうなさいますか?

本サイトでおすすめしている「おまとめローン」は東京スター銀行のおまとめローンだ。これが結論。すべての内容はそこへ帰結する。

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ほかのおまとめローンを探すなら(今、お使いのおまとめローンのままでいいなら)、それも結構なことだと思う。ここで、少しだけ概要を説明させてほしい。

東京スター銀行おまとめローン「スターワンバンクローン」は、年率5.8%~14.8%で、保証人や担保不要。他社おまとめローンは、ここからさらに保証料や手数料をとることもあるのだけど、「スターワンバンクローン」ならこれ以上かからない。いまいち伝わらないかもしれないけど、これはかなり有利なことなんだ。

返済方式は、完済までの最短の道を約束してくれる元本均等返済(元金均等返済と同じ)方式。しかも繰り上げ返済に手数料ゼロで対応してくれる。つまり、本気で完済を目指せるおまとめローンだ。

Marathon Runner Silhouette

他には、預金残高に応じて利息が相殺されたり、返済途中で追加の借り入れが必要になっても優遇金利(おまとめローンに適用される低い金利)で対応してくれたりする。ここでダメなら、あとはもう消費生活センターや弁護士、司法書士に相談するしかないのでは? と思う。

東京スター銀行のおまとめローンについて詳細を知りたいなら、こちらの関連記事を読むといい。

関連記事東京スター銀行「おまとめローン」を選ぶ10のメリット

ここから先は、できるだけ納得を得たい人のための内容になるから、その他の人にとっては少々退屈かもしれない。だからおまとめローンの必要がある人、つまりあなただけに読んでほしい。

他社のおまとめローンを選ぶときの判断材料にもなる。

元利均等返済方式のしくみ

元利均等返済は(元金均等返済方式と比べて)毎回の支払い額を低く抑えることができるうえに、支払う額も一定にできる。そのため、返済初期~中期の家計の安定にメリットがある。

デメリットは、返済初期の支払いのうち利息の占める割合が大きいために、元金の返済がなかなか進まないということだ。さらに毎回の支払額が低いことから、その分だけ返済期間は(元金均等返済方式と比較して)長くなってしまっている。言うまでもないが、トータルのコストは高くつく。

元利均等返済方式 解説図

内訳をみると、返済初期は利息の占める割合が大きいことに気付くだろう。途中から利息と元金の割合が逆転し、ようやく元金の返済が進んでいく。短期で返済するローンはこれでいいが、おまとめローンのような比較的長期で付き合うローンには向かない。

元金均等返済方式のしくみ

元金均等返済方式は、元金を支払い月数で均等に割り、それに利息を乗せて支払う方法だ。毎回の支払いの内訳は、「均等割りをした元金+その時々のローン残高の利息」を乗せたもの。

元利均等返済方式と比べると、毎月の支払い額は一定ではない。とくに返済初期は元利均等返済方式と比較して毎回の支払額は多くなる。

しかしながら元金の減りは早く、比例してかかる利息も減っていくことから、トータルのコストが安いのは断然こちら(元利均等返済方式)だ。

元金均等返済方式 解説図

返済の中盤から月々の返済額は元利均等返済方式の返済額と逆転する。

  • 初期の返済額:
    元金均等返済>元利均等返済(最初は返済額が大きいので苦しい…
  • 中期の返済額:
    元金均等返済≧元利均等返済(返済が進めば月々の返済額が拮抗し始める
  • 後期の返済額:
    元金均等返済<元利均等返済(元金均等返済のほうが返済額は少なくなった!

ローンの返済方式は元利均等返済と元金均等返済どちらが有利?

ローンの返済方式は元利均等返済と元金均等返済のどちらが有利か。これは、経済的に余裕があるかどうかで変わる。

  • できるだけ支払い総額(トータルコスト)を少なくしたいなら元金均等返済方式
  • コストがかかっても毎月の返済をラクにしたいなら元利均等返済方式

ローンの返済方式で支払い総額が少なくて済むのは、元金(元本)均等返済方式である。経済的に余裕があるならこちらの元金(元本)均等返済方式を選ぶといい。

月々の余裕を優先したければ、毎月の返済額を低く抑えられる元利均等返済方式を選ぶメリットは大きい。ただしその場合、トータルのコストは高くなることを理解しておこう。

暇な人だけ、Excel(エクセル)で金利計算

面倒な金利計算もExcelを使えば早い。自分で金利計算ができるようになれば、返済方式によるメリット・デメリットが自然と理解できる。

ここでは借入に対する金利の支払額を求めることができるExcelのIPMT関数とISPMT関数を紹介しよう。どちらもアドインなしで使えるから便利だ

  • 元利均等返済方式の利息計算ならIPMT関数を使う
  • 元金均等返済方式の利息計算ならISPMT関数を使う

※Excel関数がよくわからない人、忙しい人、そもそも興味がない人は読み飛ばして記事後半のシュミレーション結果へ。

IPMT(インタレストペイメント)関数で元利均等返済の場合の毎月の返済額を計算する

100万円を年率15.0%で借り、元利均等返済で5年で返済する場合の1回目の支払いの利息は以下の書式にあてはめることで計算ができる。

excel 元利均等返済 IPMT関数

=IPMT(月利,期, 期間,現在価値, [将来価値], [支払期日])

  • 月利:実質年率を12で割った数が月利。年利15.0%なので、ここでは0.15/12と記入。
  • 期:利息支払額を求める月を指定。ここでは初回の月なので1と記入。
  • 期間:完済までの月数を記入。ここでは5年なので60(ヶ月)と記入。
  • 現在価値:借入金額のこと。前提条件が100万円なので、ここでは1,000,000と記入。
  • 将来価値:省略可
  • 支払期日:省略可

=IPMT(0.15/12,1,60,1000000)

初回の返済額のうち、利息分は12,500円と出た。あとは「期」の数値を1~60(ヶ月)の範囲で順に変更して毎月の利息を計算する。

結果から言うと、100万円を元利均等返済方式で5年(60ヶ月)で返済した場合の支払う利息の総額は427,396円である。これに元本100万円を足せば、利息分を含めた総支払い額が算出できる。

1,000,000円+427,396=1,427,396(総支払い額)

元利均等返済は毎月の返済額が一定になる返済方式だから、総支払い額の1,427,396円を返済期間60ヶ月(5年)で割ることで毎月の借金返済額が算出できる。

1,427,396円÷60ヶ月=毎月の返済額は27789.999円

計算結果から、毎月の返済額はおよそ23,790円であることがわかった。

ISPMT(イズペイメント)関数で元金均等返済の場合の初回の支払額を計算する

100万円を年率15.0%で借り、元金均等返済で5年で返済する場合の1回目の支払いの利息は以下の書式にあてはめることで計算ができる。

excelのISPMT関数で元金均等返済方式の初回支払額を求める

=ISPMT(月利, 期, 期間, 現在価値)

  • 月利:実質年率を12で割った数が月利。年利15.0%なので、ここでは0.15/12と記入。
  • 期:利息支払額を求める月を指定。最初の期(初回)は0、次は1というように指定する。期の指定方法がIPMT関数と異なっていることに注意する。
  • 期間:完済までの月数を記入。ここでは5年なので60(ヶ月)と記入。
  • 現在価値:借入金額のこと。前提条件が100万円なので、ここでは1,000,000と記入。

=ISPMT(0.15/12,0,60,1000000)

初回の返済額のうち、利息分は12,500円と出た。元金均等返済方式の初回の返済額を知るにはこれで十分である。

※2回目以降の返済額を知りたい場合には「期」の数値を返済期間0~59(60ヶ月)の範囲で順に変更して毎月の利息を計算していく。

元金均等返済方式の毎月の元金返済に充当する額は、元金1,000,000円を返済期間の60ヶ月で割ることで算出できる。

1,000,000÷60=16666.666(毎月の返済のうち、元金返済に充当する額)

この毎月の元金返済額16,666円にそれぞれの月で計算した利息を足すことで、ある特定の月における返済額がわかる。

話を戻そう。初回の月の利息は12,500円なので、これに先ほど算出した16,666円(元金返済充当分)を足す。

12,500円+16,667円=29,167円(初回返済額)

計算結果から、初回の月の返済額は29,167円(小数点以下四捨五入)であることがわかった。

Excel使い慣れているなら、オートフィルや変数使うことでラクに計算できる。こんなことを言うと元も子もないのだけど、そもそもここまでの説明がスッと腑に落ちないならやめておいたほうがいい。

シュミレーションの結果を見れば十分だ。

100~300万を年率15.0%で借りて5年で返済した場合の、元利均等返済と元金均等返済それぞれのシュミレーション結果

ここでは、借入金額別に年率15.0%のローンで5年返済した場合の返済方式による違い、要はメリット・デメリットについてわかりやすくまとめた。参考にしてほしい。

ケース1: 100万を年利15%で借りて元利均等返済するケース 100万を年利15%で借りて元金均等返済するケース
返済額 毎月の返済額
23,790円
※完済までこの額のまま
初回返済額
29,167円
※支払いが進むにつれて支払い額は減少
5年間の総返済額 1,427,396円 1,381,250円
返済方式によるメリット 月々の支払い負担は5,377円軽い。 5年間で支払い利息を46,146円軽減できる!
ケース2: 200万を年利15%で借りて元利均等返済するケース 200万を年利15%で借りて元金均等返済するケース
返済額 毎月の返済額
47,580円
※完済までこの額のまま
初回返済額
58,333円
※支払いが進むにつれて支払い額は減少
5年間の総返済額 2,854,792円 2,762,500円
返済方式によるメリット 月々の支払い負担は10,753円軽い。 5年間で支払い利息を92,292円節約できる!
ケース3: 300万を年利15%で借りて元利均等返済するケース 300万を年利15%で借りて元金均等返済するケース
返済額 毎月の返済額
71,370円
※完済までこの額のまま
初回返済額
87,500円
※支払いが進むにつれて支払い額は減少
5年間の総返済額 4,282,187円 4,143,750円
返済方式によるメリット 月々の支払い負担は16,130円軽い。 5年間で支払い利息を138,437円節約できる!

さて、記事も終盤なのでここでおさらい。

おまとめローンはその性質上、比較的長期に渡って付き合うローンである。そのため、少しでも返済総額を少なくする工夫は欠かせない。

結論から言うと、おまとめローンで完済目指すなら返済方式は元本均等返済方式がベスト。返済能力に不安があるなら、毎月の返済額を低くできる元利均等返済方式を選んでもいい。ただしその場合、返済期間は伸びてしまうので、トータルコストが高くつくことだけは理解しておこう。

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おまとめローンを選ぶときは金利が大事だが、そこだけに囚われていると意外な落とし穴がある。

自分の人生を自分で選ぶ

自分の人生は自分で選びたい。あなたもそうでしょう? 私だってそう。

でもどうしたらいいかわからない、決められない。ですよね? そんなあなたに足りないのは可能な限り納得して、合理的な理由の限界を知ることかもしれない。

Pole Vault Athletics

私の調べる限り、おまとめローンのベスト・チョイスは東京スター銀行おまとめローンの「スターワンバンクローン」だった。その詳細をまとめた過去記事がこちら。

過去記事東京スター銀行「おまとめローン」を選ぶ10のメリット

よろしければ、ぜひ!

あとがき

ビュリダンは中世後期を代表する哲学者の一人だ。ちょっと話は逸れるけど、「ビュリダンのロバ(Buridan’s donkey)」という哲学的に示唆に富んだ譬(たと)え話が興味深かったので聞いてほしい。内容はこうだ。

2つの干し草のちょうど真ん中にロバがいた。2つの干し草の山は、どちらもロバにとって魅力的だった。

ロバは空腹で、干し草を食いたいのだけど、どちらの干し草に行くべきがわからない。一方より他方を選ぶ積極的な理由が見当たらなかったからだ。

こうしてロバは空腹のまま、身動きがとれずに餓死してしまった。

合理的理由の限界を知る

たしかにこのようなことは実際には起こらない。しかし、複数の選択肢を与えられたときに、人はどれを優先すべきかわからずビュリダンのロバのように立ち往生してしまうことはよくある。

選択しないよりは、強引にでも選ぶほうがはるかに有利なことはいくらでもあるのに。

Rock climber rappelling.

人はいつでも合理的な選択をしたいと思っている。不合理な選択はどこか居心地が悪いからだ。ところが、世の中は不合理な問題で溢れている。

ではどうするか。ビュリダンは、「(どうするかは)理性では決められないが、どちらかに決める必要があるのだから、とにかく決めてしまうのが理に適っている」と結論付けた。

要は、論理や理由をはみ出した盲目的な力に身を委ねることも時に重要だということだ。合理的な理由を探しすぎてはいけないのである。なぜなら合理的な理由には限界があるから。ただし、そのためには可能なかぎり合理的な納得を経る必要があるだろうけど…。

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(最終更新:2018/03/25)

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