生活するうえで、お金は必要です。
さらには結婚や出産、教育、転勤に伴う引っ越しなど人生の節目節目で多額の費用や資金がかかります。そのすべてを自己資金で賄える人がいったいどのくらいいるでしょうか。
引越しにかかる費用はマイホームや教育費などに比べると少額ですが、家族構成、荷物の多寡、移転先までの距離その他で、人によっては意外と無視できない出費になってしまいます。そうなると、現実に多くの人は自己資金だけで対処できません。
ですから、収入にプラスした一時的なお金(ローン)が必要になってきます。
「引っ越し専用ローンってありますか?」
よくこういったお問合せをいただきます。結論から先に申し上げると、引越し資金を借りるための専用ローンといったものは存在しないんです。
引越し費用に使えるローンとしては銀行のフリーローン(多目的ローンともいう)がありますので、お困りの方はこちらに申し込んでみてください。
低利で大きめの資金を借りられるため、大家族で遠方に引っ越しする場合などはこの選択がベストです。ただしお借り入れは1回限りで資金のお使いみちを確認できる書類が必要なこと、審査から融資までに1~2週間程度を要すことに注意が必要です。また、返済期間は自分で決められない場合が多いです。
金利は年4.5~14.5%。10万円からお借り入れ可能で、ご利用限度額は最高500万円! 資金使途の確認資料も必要ありませんし、契約額100万円までは年収確認資料も必要ないのでお申し込みの手間を省くことができます。
(いちおうは全国対応の銀行ローンですが、そのなかでもお住まいの地域が、東京都・神奈川県・静岡県・愛知県の方への融資実績が高くなっています)
銀行カードローンで借りる
銀行ローンって審査が厳しくないですか? それにこういった本格的なローンは、とにかく時間がかかるので急な資金用途には不向きですよね。審査に落ちてしまうと、一から計画を立て直さなくてはなりません。
ローンをご予定の銀行で「カードローン」の取り扱いがある場合はそちらを検討してみることをおすすめします。カードローンはフリーローンと比較して審査に通りやすく、融資も比較的早いです。クレジットカードのように契約額の範囲内で繰り返しお借り入れが可能で、しかも年会費はかかりません。申し込みに煩わしさを感じる方は、最初からカードローンに申し込むほうが手間は省けるでしょう。
そう、そう。カードローンは24時間年中無休でお申し込みOK。来店不要で手続きはすべてネットで完結しますので、仕事が忙しくて時間をとられたくない方にもおすすめです。
カードローンなら使用目的が限定されないので(たとえば多めに借りて余ったお金を当面の生活資金に流用することもできます)、使い勝手はこちらのほうが断然上ですよ。カードさえあればいつでも借り入れができますし、返済も自分のペースで行えるというのも重要なポイントです。
「引越し費用以外で生活費も足りなくなってしまった……」
そんな時でもコンビニ等に設置してある提携ATMからすぐに必要な額を調達できるのがカードローンのメリットだと思います。
銀行カードローンは”上限金利”に注目
あれもこれも欲張らなければ、銀行カードローン選びはとても簡単になります。
ルールはたった2つ。
金利が安いこと
審査に通ること
一般に借りる金額が大きくなればなるほど金利は低く、(借りる金額が)少なければ金利は高くなります。
カードローンを選ぶときに、つい低いほうの金利(下限金利)に注目してしまいますが100万以下のお申し込みの場合は高い方の金利を比べることが大切です。
カードローンの取り扱いがある大手銀行 | |
商品名 | 実質年率 |
新生銀行カードローンレイク | 4.5~18.0% |
オリックス銀行カードローン | 1.7~17.8% |
じぶん銀行「じぶんローン」 | 3.9~17.5% |
三菱東京UFJ銀行カードローン 「バンクイック」 |
4.6~14.6% |
三井住友銀行カードローン | 4.0~14.5% |
みずほ銀行カードローン | 4.0~14.0% |
「それなら大きく借りればいいんでしょ?」
はい、理屈のうえではその通りです。しかし困ったことに金融機関も顧客を選ぶ権利を持っています。ここは、「あなたの必要な日に、必要な額の融資を出せること」を重視して選んでみてはいかがでしょうか。
流通系 > 信販系 >> 銀行系
このように左から右にいくほど難度が高くなりますが、これは銀行カードローンにもあてはまります。
追記(2017/07):最近の銀行カードローンの融資姿勢(要は過剰融資)が金融庁より問題視され、銀行各社は自主規制にのりだしました。したがって審査は大変厳しい状況と聞いております。
在籍確認不要のカードローン
カードローンに申し込むと審査時に職場に電話がかかってきます。これは「在籍確認」のための、審査に必要な本人確認手続きですので基本は必ず行われます。(カードローンに限らず、融資審査ではほぼ必ず行われる)
「職場に電話? 困ります」
はい。大丈夫です。消費者金融のカードローンなら、審査時の「職場への電話連絡」が不要となっているものがあります。
引っ越しには環境の変化を伴いますから、誰もが不安でいっぱいです。いま以上に余計な不安を抱えることは避けたい、そう思う方は「職場への電話連絡なし」のカードローンを選びましょう。
ただし電話連絡なしのカードローンにそれほど選択肢はありません。大手ブランド系で「職場への電話連絡なし」と明言しているキャッシング会社はSMBCモビットの「WEB完結申込」のみです。
その他では、業界大手のSMBCコンシューマーファイナンス「プロミス」でしょうか。(プロミスについては記事の最後で!)
在籍確認不要のカードローンは存在しない
ローンの与信審査で職場への在籍確認は避けられません。在籍確認を不要にするための策はネットのどこを探しても見つからないので時間を無駄にすることのないようにお願いいたします。
※「在籍確認不要の◯◯はここ!」といった類の広告文面を見かけることがあるかもしれませんが、明らかなミスリード(誤った解釈に誘導するような文章)なので注意が必要です。
在籍確認はなんらかの形で確実に行われます。ただそれが必ずしも職場への電話連絡でなければならないというわけではないようです。実際、消費者金融SMBCモビットの「WEB完結申込」なら職場への電話連絡が不要になります。
在籍確認の手段は電話連絡だけではないってこと、ちょっと意外ですよね。
※SMBCモビットの「WEB完結申込」は三井住友銀行、三菱UFJ銀行もしくはゆうちょ銀行に口座をお持ちの方が対象のサービスです。
SMBCモビットなら「職場への電話連絡なし」
竹中直人さん、夏菜さんのCMで知名度も抜群の「三井住友銀行グループのSMBCモビット」について調べてみました。
SMBCモビットを使うメリットは以下のとおりです。
- 「WEB完結申込」で職場への電話連絡がありません。
- 「WEB完結申込」で自宅への電話連絡がありません。
- 「WEB完結申込」で自宅に郵便物が届く心配がありません。
- 審査時間⇒10秒簡易審査結果表示です。
- 即日融資が可能です(14:50までに借入申し込みが完了した場合のみ)。
※申込みの曜日、時間帯によっては翌日以降のお取扱いとなる場合があるのでご注意ください。 - 来店不要です。Web上でほぼすべてが完了します。
「SMBCモビット」を利用するメリットは身近な人にカードローンを利用していることがバレないことと、手続きがとても簡単でスピーディーなことだと思います。
まずはSMBCモビットの10秒簡易審査をお試しください。借りられるかどうかがわかります。
[char no=1 char=”管理人”]審査が不安な方、まずは10秒簡易審査をお試しください。今すぐその場で借りられるかどうかがわかります。’ name=” align=” avatarimg=’https://kakujin.net/wp-content/uploads/2018/03/avatar01.jpg’ avatarsize=” avatarshape=’2′ avatarbdwidth=” avatarbdcolor=” avataricon=” color=” bgcolor=” bdcolor=” bdstyle=” class=” style=”]
キャッシングがバレたくない人は、SMBCモビットをカードレスで使っています
三井住友銀行、三菱UFJ銀行もしくはゆうちょ銀行の普通預金口座をお持ちの方ならSMBCモビットの「WEB完結申込」でカードレス(カードを持たない)という選択肢がとれます。
- 「カードを落としてしまわないか心配」
- 「カードが誰かに見つからないか不安」
そんな悩みを抱えている人は、ぜひSMBCモビットの「WEB完結申込」を検討してみてください。借り入れはWebで依頼して指定口座に振り込んでもらいます。返済は指定口座から自動引き落としにします。
SMBCモビットはカードがなくても、じつは全く問題はないんです。
SMBCモビットのデメリット
「SMBCモビット」にもデメリットはあるので、しっかりと確認しておきましょう。
- 口座引き落としは提携銀行口座(三井住友銀行、三菱UFJ銀行もしくはゆうちょ銀行の口座)しか指定できない。
- ATMでの返済で手数料がかかる。
- 金利が若干高い。
以上になります。
指定口座しか口座引落ができないのは少し残念ですが、口座振込を無料にする方法はあります。例えば住信SBIネット銀行を給与振込口座に指定すると振込手数料が月3回まで無料になります。もう何年も、この方法で手数料を実質無料にしています。
SMBCモビットのATM手数料
ATMをあまり使うことがないのですが、「SMBCモビット」のATM利用時にかかる手数料が気になる人は多いでしょう。具体的な金額は以下のとおりです。
- 1万円未満で108円
- 1万円以上で216円
財布に現金があるときに、こまめに返済をしていきたい方にはちょっとだけ負担が大きいですよね。
金利が若干高い
SMBCモビットの実質年率は3.0%~18.0%です。消費者金融では一般的な利率ですが、冒頭の銀行カードローンの利率と比べると高いなあという印象です。
利率では実感がないと思いますので、三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」と三井住友銀行グループの「SMBCモビット」それぞれで10万円を最高利率で借りて、1年間の分割払いで返済した場合の支払い手数料にいくら差がでてしまうのかを計算してみました。
- 三井住友銀行グループの「SMBCモビット(実質年率3.0%~18.0%)」で10万円を借り、1年の分割払いで返済した場合の総支払い額は最大110,010円です。
- 三菱UFJ銀行 カードローン「バンクイック(実質年率4.6~14.6%)」で10万円を借り、1年の分割払いで返済した場合の総支払い額は最大107,742円です。
銀行カードローン(バンクイック)とSMBCモビットの支払い金利差は1年で2,268円です。
とにかく金利を重視するという方にはあまりおすすめしていません。「SMBCモビット」については以上になります。
人生の節目節目の出費に、自己資金のみで対処できる方はそう、多くはありません。
メリットとデメリットをしっかりと把握したうえで堅実に利用するぶんには、カードローンは家計の安定化に大きなメリットがあります。ご利用を検討されている方は、いちど公式ホームページで詳細を確認されるとよいかと思います。
[char no=1 char=”管理人”]短期少額のローンならじつは銀行カードローンと消費者金融のカードローンの支払い総額の差ってそれほど多くはありません。
思い込みで避けていませんでしたか?’ name=” align=” avatarimg=’https://kakujin.net/wp-content/uploads/2018/03/avatar01.jpg’ avatarsize=” avatarshape=’2′ avatarbdwidth=” avatarbdcolor=” avataricon=” color=” bgcolor=” bdcolor=” bdstyle=” class=” style=”]
引越し費用の相場
引越し費用の相場を知って、借りるお金を最小限に留める努力をしましょう。
運ぶ荷物の量や転居先までの距離、そして引っ越しの繁忙期か閑散期かによっても引越しにかかる料金の相場は大きく変わります。
とくに2月、3月、4月と8月は引っ越しの繁忙期ですから、閑散期とくらべて1.3倍~1.4倍の引越し費用がかかることは知っておいてください。
閑散期 | 繁忙期 | |
単身 | 4万~5万 | 4万~6万 |
2人家族 | 7万~13万 | 9万~14万 |
3人家族 | 9万~14万 | 12万~19万 |
同じ条件でも引っ越し業者ごとに価格に開きがあるのは、それぞれに得手不得手があるからです。一括見積で価格を比較してみるとよいと思います。
少しでも安く引っ越しをするために
少しでも引越し費用を安くしましょう。
結果的にカードローンで借入する金額を低く抑えることができます。
ポイントは、
-
繁忙期(2月、3月、8月)は避ける
-
平日を選んで引っ越しをする
-
引っ越しの時間帯は指定しない
-
オプションサービスは控える(なるべく自分で作業する)
以上の4つです。
究極安くあげるには頼める友人に手伝ってもらう、ということになりますが2人家族以上はなにかと荷物も多くて大変ですし、荷物の破損や紛失等のトラブルがあった場合に関係に亀裂が入ってしまうかもしれません。大切な友人だから……と泣き寝入りする人がおそらく大半だと思います。
それにいくら親しいとはいっても、あまりプライベートな部分は知られたくないものです。
色々悩んだんですが、最終的には私はSMBCモビットにしました。職場に電話がかかってこないことと、安心の銀行ブランドというのが決め手でした。
以上、参考になれば幸いです。
[char no=1 char=”管理人”]引っ越し費用を今すぐ手軽に用意したい方は「カードローン」ご検討ください。予定が近い方でも間に合います。’ name=” align=” avatarimg=’https://kakujin.net/wp-content/uploads/2018/03/avatar01.jpg’ avatarsize=” avatarshape=’2′ avatarbdwidth=” avatarbdcolor=” avataricon=” color=” bgcolor=” bdcolor=” bdstyle=” class=” style=”]
カードローンの借入審査では居住年数が重要なポイントになってきます。転居先では居住年数が少なくなってしまいますから、転居する前の現住所で申し込むことが大切です。
初めての方におすすめするのは、WEB完結申込みで電話連絡なし。安心の銀行ブランド、三井住友銀行グループの「SMBCモビット」です。
【追記】プロミスなら職場への在籍確認について相談できる
以下追記です。
プロミスについては職場への電話連絡の件に関して以下のような回答をいただいています。
- 職場への在籍確認は必ず必要ですか?
- ご本人様の事情で電話での在籍確認について特にご要望がある方は、申し込みが完了した段階でオペレーターにご相談くだされば柔軟に対応できるケースもあります。
「在籍確認はちょっと……」「SMBCモビットは申し込み条件が……」という方はプロミスに申し込みのうえ、職場への電話連絡について相談してみてはいかがでしょうか。
こちらは特に条件はないので、人によってはもっともラクで手間のない選択肢といえそうです。