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カードローンを滞納したときの正しい対処法

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約 20 分

カードローンを滞納して最初の頃は電話やはがきでの督促があるはずです。ところがなかにはそのまま督促が途絶えてしまうケースもありますよね。何ヶ月以上も。あるいは数年。あなたもそうでしょうか?

 

債権回収のプロ

つい先日、債権回収を仕事にしている方からお話を伺う機会がありました。

「カードローンを何ヶ月も滞納して督促がない場合、相手方はもう回収をあきらめたのか?」という問いに対して、こう返ってきました。

「それはないんじゃない? 世の中そんなに甘くないですよ」

「借りた先がどこか、あとは債権担当の本気度にもよりますよ。残高10万円未満だと支払い命令や訴訟をやるにしてもコスト割れしますからねえ。ほったらかしにするところもあるんじゃないでしょうか。単価の高い顧客だったら? 絶対にあきらめませんね。督促がないのはたぶん優先順位が低いからで、そのうち忘れた頃にきますよ。最初は公正証書作成の要求ぐらいから、無視すると訴え起こして債務名義を取得するんじゃないでしょうか。うちは逃げたら(失踪したら)さすがに追調(追跡調査)まではしませんが、やるところはあるでしょうね。(中略)口先で『明日払う、アサッテ払う』とかいう奴もいるけど、いよいよ訴訟で判決となると真剣になります。遅延損害金を約定させて、額を大きくしておくのは基本です。客はいつのまにか膨れ上がった(借金の)額を見てビビりますよ」

「(中略)債権回収って心理戦です。さあとるぞ、となったら一気にいくものです。まずは債務者にうんと圧力をかけておく。そうして債務者が弱っている頃合いを見計らって利益誘導するんですよ。(払わないことで被る損失と天秤にかけさせて、)素直に払ったほうが得だと思わせるんです。たとえばリストラされていて、ようやく再就職できたような滞納者には『給与債権の差押命令が届くとなぜか社員を解雇しちゃう事業主さんって、案外多いですよね~』って、こういうこと教えてあげることもあります。」

 

いまになって取材メモを読み直すと、彼が何をいいたかったのか、なんとなくわかってくる。それをことこまかに解説しても時間のムダなので、すっきり説明しましょう。

それもたったの一行で。

要するに、世の中甘くないってことでしょ!

カードローンを滞納していると‥

カードローンの支払いを滞納すると、銀行カードローンの場合は保証会社から、消費者金融の場合はその会社から電話がかかってきます。

「入金が遅れておりますが、いかがなされましたか?」

といった具合です。はがきやメールでの通知もありますが、初回の延滞で、連絡方法を特に指定していなければ携帯宛に電話連絡がくるケースが多いかと思います。

「はじめて延滞してしまった利用者」にはすぐに電話連絡を入れることが多いです。

経験則でいうと、クレジットカード会社や銀行カードローンは延滞に厳しい印象です。

対して大手の消費者金融は少し対応が緩い感じがしました。

手持ちのカードローン「アコム、プロミス、モビット、某銀行カードローン」で試してみたところ、アコムは3日目くらいに期日確認の連絡がきただけでした。プロミスは4日過ぎてもまったく連絡がなく、逆に不安になって連絡を待たずに入金したくらいです。銀行カードローンとモビットとはすさまじく対応が早いですね。

ただしこれは誰にでもあてはまるというわけではなさそうです。すぐに電話連絡がいくこともあるようですし、そうでない場合もあると。各社おそらく、利用者の属性(信用度合い)によって初回の支払い遅延に対するアクションを切り分けている印象を持ちました。

カードローンの支払いを滞納(61日未満)

カードローンの支払いを滞納した場合の影響をみていきましょう。主な影響は以下のとおりです。

  1. カードの利用停止
  2. 遅延損害金の発生
  3. 新規のローン審査や途上与信に悪影響がでる
  4. 常習化すると、利用限度額の減額措置をとられることがある

ちなみに61日未満の滞納は、後に述べる61日以上の滞納とくらべるとぶっちゃけかわいいもんです(理由は後述)。とにかく早めに、自分が利用しているカードローン会社と連絡をとりましょう。

こういった軽い延滞はカードローン利用では”よくあること”なので、滞納が常習化していなければ差し当たっての影響は少なく、大目にみてもらえるものと思われます。

61日未満の滞納でしたら金融ブラックにはなりません。まだ間に合うので、できるだけ早めにカードローン会社に連絡して今後の返済について相談してください。

1、カードの利用停止

期日までにカードローンの支払いができなければ、基本的には即時カードローンの利用が停止されるとお考えください。

ただしこのあたりは各社対応がまちまちで、消費者金融のカードローンは支払い期日を過ぎてもなお、問題なくカードが使えたりします。対して銀行カードローンは(ついでながらいうとクレジットカード会社も)滞納した翌日からカードの利用制限がかかりました。

  • 消費者金融カードローンは返済の遅れが続いた場合、カードの利用ができなくなることがある
  • 銀行カードローンは対応が厳しく、返済が遅れるとすぐに利用枠を制限される傾向

2、遅延損害金の発生

カードローンの支払いを1日でも滞納すると遅延損害金が発生します。利息制限法で遅延損害金の率は、貸金業者の場合、利息制限法7条の規定によって年20.0%が上限と決められています。

消費者金融会社はたいてい20.0%で、銀行カードローンではこれより低い利率が設定されていることが多いです。

主なカードローン会社の遅延利率
銀行カードローン 遅延利息
新生銀行カードローンレイク 20.0%
三井住友銀行カードローン 19.94%
楽天銀行スーパーローン 19.9%
みずほ銀行カードローン 19.9%
イオン銀行カードローンBIG 19.8%
じぶん銀行じぶんローン 18.0%
オリックス銀行カードローン 借入残高に対して借入利率+2.1%
三菱東京UFJ銀行カードローン 契約時の利率と同じ
セブン銀行カードローン 不要

大手消費者金融 遅延利息
アイフル 20.0%
アコム 20.0%
プロミス 20.0%(実質年率)
SMBCモビット 20.0%
中堅の消費者金融
ライフティ 20.0%
フクホー 20.0%
セントラル 20.0%
エニー 20.0%
エイワ 20.0%
中央リテール 20.0%

計算式

遅延損害金の計算式は利息計算と変わりません。

遅延損害金=借入額(元金)×遅延損害金年率÷365日×延滞日数

たとえば消費者金融の借入残高が100万円で、この支払いを30日間延滞した場合の支払う遅延損害金は以下のようになります。

100万円×0.2÷365×30日=16,438円

さらに30日経過すると‥

100万円×0.2÷365×60日=32,876円

遅延損害金の利率は高いので、これを支払うとなるとなかなかしんどいですね。借入金額が大きいか延滞が長期にわたるか、あるいはその両方のケースで、完済までの道のりは厳しいものになります。

カードローン会社のほとんどは遅延利息を日割りで計算しているので、1日でも早く返済したほうが返済負担は少なくて済みます。

3、新規のローン審査、途上与信に悪影響がでる

個人の借り過ぎを防ぐために、貸し手側が信用情報を蓄積している機関が「個人信用情報機関」です。

銀行系の「全国銀行個人信用情報センター」のほか消費者金融業界の「JICC(株式会社日本信用情報機構)」、クレジットカード業界の「CIC(株式会社シー・アイ・シー)」があり、各業態ごとにセンター(中心となる機関)を持っています。

銀行や信販会社、クレジットカード会社、消費者金融会社等が会員となっており、本人要件情報(住所や電話番号)、貸付情報(貸付日や残高金額)に変化が生じるたびに順次更新され、会員からの照会を受けて、融資申込者の信用情報を提供します。

さらには、全国銀行個人信用情報センターとJICC及びCICとの間で行っている信用情報の相互交流ネットワークCRIN(Credit Information Network)、JICCとCICとの間で行っている信用情報の相互交流ネットワークをFINE(Financial Information Network)といい、借り手の延滞・焦げ付きに関する事故情報(ブラック情報)について情報共有が行われています。

JICCの照会で延滞を把握される仕組み

JICCの貸付情報のひとつに「次回の返済日」という項目があります。

支払いを滞納するとこの項目が更新されずそのままなので、現在の日付とのズレがおきてしまいます。これにより現在進行中の延滞がわかるという仕組みです。入金さえ終われば情報はすぐに(最大で翌日には)更新されます。

CICの照会で延滞が把握される仕組み

JICCなら軽微の延滞はすぐに消せると思った方は残念でした。CICに情報を照会すればバレてしまいます。というのもCICの「入金状況」という項目に過去の履歴が記号で残されているからです。

具体的には、毎月の入金状況の欄に「$」あるいは空欄が並ぶのが望ましい状態です。ここに未入金を表す「A」や一部入金「P」の記号が並ぶと危険信号です。

※CICはクレジットカード業界が中心となり共同出資で設立した信用情報機関ですが、現在は消費者金融や銀行も加入してます。

CICの入金状況を示す記号
お客様の事情でお約束の日に入金がなかった(未入金)
請求どおり(もしくは請求額以上)の入金があった
請求額の一部が入金された
お客様の事情とは無関係の理由で入金がなかった
入金されていないが、その原因がわからない
請求もなく入金もなかった(例:クレジットの利用がない場合)
空欄 クレジット会社等から情報の更新がなかった(例:クレジットの利用がない場合)

新規のローン審査や途上与信(顧客の、他社を含めた利用状況や返済状況を金融会社が定期的にチェックすること)の際に、担当者があなたの信用情報を照会し、延滞に気づくとおそらく印象は良くはありません。融資あるいは利用限度額の増減の判断に少なからず影響がでる可能性は高いでしょう。

4、利用限度額の減額措置をとられる可能性

1~2日程度の滞納は、「つい、うっかり忘れていた」が多いかと思いますが、だからといってそこに甘えが生じてしまうのは危険です。属性が不利な、わかりやすく言い換えると統計的に貸倒れしやすいと判断されている方の滞納が常習化すると、「利用限度額の減額」という対応をとられることがあります。

そしていったん限度額を引き下げられてしまうと、その減額分が今後再生されることはまずないと思います。

数日の滞納では電話連絡がいく程度ですが常習化すると「利用限度額の減額」措置がとられる可能性があります。減額分が再生されたというケースは過去にあまり聞いたことがないです。

カードローンの支払いを滞納(2ヶ月以上)

「延滞」には2種類あります。

ひとつは61日未満の延滞です。この場合は自社内(利用しているカードローン会社内)で完結する延滞ですので信用情報に深刻な影響はありません。

もうひとつは61日以上の延滞です。信用情報機関に「異動」として記載され、CRINやFINEといった信用情報ネットワークで共有されてしまう、いわゆる金融事故扱いの延滞です。

圧倒的にまずいのは後者の延滞です。

最短61日以上の滞納で信用情報に傷がつく

カードローンの支払いを61日以上または、3ヶ月以上滞納すると、個人信用情報機関に延滞の事実が記載されることになります。業界では「異動」と表現しますが、これがいわゆる金融ブラックというやつです。

JICCとCICの延滞の定義をみると、「お客様がお約束した返済日から61日以上、または3ヵ月以上、お支払いが遅れているものです」「返済日より61日以上または3ヶ月以上の支払遅延(延滞)があるものまたはあったもの」と説明されています。

ただしどの段階で登録されるかは金融機関によってバラつきがあります。早いところでは61日過ぎると申請するところもあるようなので、2ヶ月遅れで返済を繰り返しているような方は十分注意が必要です。

事故情報が登録されると、当該情報機関から債務者のもとに登録の連絡がはがきで送られてきます。これは登録内容に誤りがないかの確認ですので、事実と違うようであれば訂正の連絡が必要です。

ブラックリストに入るとどうなる?

ブラックリスト入りするとCRINやFINEといった情報ネットワークを介してその他の信用情報機関にも登録されてしまいます。

じつはこれらの加盟業者は金融業者だけではなく、具体的には信販会社・百貨店・専門店会・流通系クレジット会社・銀行系クレジット会社・家電メーカー系クレジット会社・自動車メーカー系クレジット会社・リース会社・保険会社・保証会社・銀行・消費者金融会社・携帯電話会社などで構成され、その職種は多岐にわたります。

しかも信用情報機関の遅延情報は契約の終了から5年間は残ります。

いったん登録されてしまったら、今後5年間はクレジットカードの新規発券、カードローンの契約・キャッシング、銀行のローン審査、携帯電話の分割購入というような審査に必ず落ちるようになります。それでも貸してくれるのは担保金融を行う街金かあるいは、非合法な取り立てをする闇金くらいなものです。

その他の滞納していないカードはどうなるの?

滞納していない他社のカードローンがあったとしても、いずれ途上与信(通常2~3ヶ月おき)が行われたタイミングで利用を停止され、カードの返却を求められるはずです。

手持ちのクレジットカードは運がよければ次回の契約更新日までは使えますが、カード更新時には信用情報の再チェックが必要と割賦販売法で義務付けられているので、そこで信用情報をチェックされ、高い確率で更新拒否されます。

ただしこれはそのカードで滞納しなかったらという前提ですので、もし万が一そのカードでも支払いの滞納を起こしてしまうとその時点で信用情報を照会されることになり、そこで異動情報を発見。信用状況の悪化で強制解約でしょう。

遅延損害金が積み上がる

カードローンの支払いを滞納した日から発生するのが遅延損害金です。

たとえば消費者金融のアコム(実質年率18.0%)で100万円の支払いを滞納したとします。遅延利息20%で約半年経過するといくらになるのか計算してみました。

延滞した
100万円×0.2÷365×60日=32,876円
※遅延利率20.0%で計算
延滞しなかった
100万円×0.2÷365×60日=29,589円
※実質年率18.0%で計算

その差(遅延損害金)は3,287円です。

 

正直、「えっそんなもの?」と思われたのではないでしょうか。大手専業の消費者金融を選んでいる限りは案外こんなものです。

特に不安を煽りたくもないので淡々と事実を述べましたがいかがでしたか?

ただ、最初は軽視しがちな遅延損害金ですがこれが長期にわたり積み上がると無視できない金額になっていきます。

低金利銀行カードローンの落とし穴

銀行カードローンは総量規制対象外の銀行ローンなので高額借入が可能です。金利もひと桁台で大変魅力的ですよね。ただし遅延したその日から20%近い遅延利率をとるところも珍しくはありません。

例として100万円を「イオン銀行カードローンBIG」で60日延滞した場合と延滞しなかった場合でシュミレーションしてみましょう。

延滞した
100万円×0.198÷365×60日=32,547円
※遅延利率19.8%で計算
延滞しなかった
100万円×0.088÷365×60日=14,465円
※実質年率8.8%で計算

その差(遅延損害金)は18,082円です。

 

銀行カードローンを延滞すると、金利が低いというメリットはなくなってしまいます。

遅延損害金と支払い利息は別モノ?

「遅延損害金は通常の返済(元金+利息)とは別の扱いで、毎月の返済額に加算して支払うものですよね?」

この問いに対する答えは「いいえ」。

正常に支払いを続けている限りは元金は「利息の根拠」という存在ですが、延滞すると「損害賠償の根拠」へと、その性質が変わります。同時に両方の性質を持つということはありません。利息をとるなら損害は発生していないことになるからです。

わかりやすく、一言で説明するとこうなります。

滞納したその日から、 “遅延利率”が適用されてしまう!

 

というわけで話は長くなりましたが、カードローンの支払いを3ヶ月以上滞納すると、いよいよ後戻りがきかなくなります。

ここから先は、借金を抱えている人だけ読んでください。

逆境から抜け出す

カードローンやクレジットカードの多重債務者の大半はいい加減でどうしようもない人たちですが、なかには真面目な性格ゆえに悩み、金策し、必死で借金を返そうとしている人もいます。

借りたお金は返すのが道徳的に正しい行いです。子供にだってこんなことはわかる。でも現実は残酷ですよ。行き着く先はどこでしょうか。

逆境から抜け出す

私も過去にカードローン2社と他にクレジットカードの支払いを滞納した経験があります。郵便受けに山のように届く督促状と、督促電話は毎日のように。実家にも電話がいく最悪の状況です。考えることは次の支払日のことばかりで、正常な判断はできなくなっていました。いまここで頑張らなければ‥そんな事を自分に言い聞かせていたと思います。

だけど一方ではこんなことも考えていました。そういう気持ちだけで、答えもわからずに本当にこのまま突き進んで良いのか? こんな事を毎日、毎日、やる意味が本当にあるのか? もっともっと簡単な解決方法があるんじゃないか?

借金で悩んでいる人に私から言えることは、逆境から抜け出す方法がないわけではないということです。

当時は毎日が不安で、先の見えない状況でしたが、あのときあきらめなかったからこそ、こうして今、私が人並みの生活を送れているのだと思います。あのときの体験があるからこそ、人が借金を抱えているときの恐怖をすごく理解できますし目の前で判断ができずにうんうん唸っている人の背中を押せるのです。

返せないなら無理して返すことはない、私はそう思います。

カードローンを滞納したときの正しい対処法

銀行カードローンあるいは大手消費者金融で、1社のみの利用状況なら、「いま利用しているカードローン会社」に返済相談を持ちかけたほうが絶対にいい。相談したからといっていきなり一括返済を要求されることはないので勇気を出して相談してください。

滞納しているカードローンがあるなら、早めに利用しているカードローン会社に相談しましょう。まともな業者なら、正直に説明すれば必ずなんらかの返済代替案(いわゆるリスケ)を提示してきます。

でも借金に苦しむってことは多重債務に苦しむこととイコールです。1ヶ所でパンクする人なんてそうそういません。となると抜本的な解決法を、法的整理以外に模索しづらいです。

とくに「多件数」を抱え込んでいる人、中小規模の業者や商工ローンが絡んでいる人の借金問題って複雑で、話し合うにしても一方しかうまく取り持つことが困難だから話し合い自体が成立しにくい。

ではどうするか。それをこれから説明します。

自分の借金を把握する

借金の一覧を作る

借金で苦しんでいる人に共通するのは、自分がいまどこからどれだけの借金をしているのかを把握していないってことです。

目を背けたい気持ちはわかります。誰だって計算なんてしたくないですよ。でも、まずはそれをやらないとダメです。おもしろくはないだろうけど、逃げずにきっちりやりましょう。

誰のものでもなく、自分の借金なんですから把握しておくのは当たり前のことです。その当たり前のことができていない人、案外多いです。逆境から抜け出したいならこのあたりの意識が希薄ではいけません。

本気で債務を解消したいと思うなら、パソコンのエクセルでもいいですし手書きのノートでもいいです。とりあえず借金の一覧表を作ってみてください。

人がまともな生活を送りつつ払いきれる借金額は決まっています。だいたい年収の3割以下でしょうか。手取りではないですよ。正確な年収は「給与所得の源泉徴収票」で確認できます。

年収の3割を超えている債務は「任意整理」を検討

借金の総額が年収の3割を超えていたら「任意整理」を考えてみてください。借金の利息を0にし、完済までのスピードを早くできることがあります。裁判所を通さないので旦那や妻、ご家族に知られることもありません。

任意整理っていうのは要するに、債権者と債務者(実際には代理人の弁護士)が話し合いをして、将来の利息をカット、月々の返済額を圧縮した和解案を交わすことです。弁護士を代理人に立てたその日から弁護士による「受任通知」で督促は止みますし、ひとりで悩まなくても済むので精神的な重圧からは開放されます。

破産するまでもない借金は任意整理で片付けましょう。

もちろん弁護士を通さずにひとりでやることもできます。でも個人が電話して話し合いを‥って言ってもだいたいは相手にされないと思います。それに手続きを自分ですべてやるって結構きついです。

それでもやるぞ、って人は借金の一覧表を眺めてください。どうですか? 全部で何件ありましたか? そのうち商工ローンは含まれていますか? 任意整理にかかる費用の相場は1件2~4万円です(商工ローンは5万~)。これでだいたいの弁護士への支払額がわかるじゃないですか? それをみながら自分にとってどちらがベストな選択なのかじっくり考えてみてください。

個人的には弁護士に一任することをお勧めします。そのほうが和解に応じてもらえる確率はずっと高いものになりますし、万が一にでも交渉が決裂した場合のフォローもききます。素人だとそれができません。
年収の5割を超えている‥あるいはそれ以上

年収の5割はどうだろう‥。

任意整理で和解したとしてもその後の支払いはやっぱり苦しくて、結局は破綻するんじゃないでしょうか。この場合、「個人再生」も視野にいれましょう。借金の元金を減らすことが可能です。

法的整理の方針については個々の事情があると思いますので、相談する弁護士とよく話し合うほかありません。月々どの程度なら無理なく払えるか、はっきりと言いましょうね。

もし仮に借金の総額が年収と同等かそれ以上あるなら、夜逃げか自己破産しか道はないので肚(ハラ)をくくってください。

弁護士費用について

弁護士費用については分割・後払いが可能なところを選ぶとよいと思います。おそらく弁護士が介入した時点で数ヶ月支払いを止めるように指示されるので、その期間に”業者への返済にまわしていたお金を弁護士費用のために積み立てる”ことで、弁護士費用の問題は解決できます。

そのお金もない、目処がたたないというなら正直にそのことを弁護士に打ち明けてください。おそらく法律扶助制度の活用を検討してもらえるでしょう。
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「街角法律相談所」

街角法律相談所

債務整理の相談を受けてくれる全国の相談所、法律事務所を“完全匿名で”比較できるサイトです。実名や住所などの個人情報は必要ありません。債務状況を答えるシミュレーターによって、適切なアドバイスをしてくれる事務所を検索します。

※借入先が2社以上で借金の総額は100万を超えている方。返しても返しても元金が減らない方。家賃と光熱費その他に返済‥それだけで給料がなくなってしまう方。減額シュミレーションの利用をご検討ください。完済までのゴールがみえてきます。

「樋口総合法律事務所」

樋口総合法律事務所

今月の返済が難しい(滞納している‥)方。もう何ヶ月も滞納してしまっている方。借入先から一括請求を受ける前に法律の専門家に相談して、事前に対処しておきましょう。毎月の返済額を大幅に減額、借金の利息は0に。樋口総合法律事務所なら、完済までのスピードを早めることが可能です。

※相談(無料)は依頼ではありませんので、途中でやめても大丈夫です。十分に依頼内容を打ち合わせたうえで依頼を引き受けるスタンスの、こじんまりとした事務所なので安心して相談できます。事務所の詳細についてはこちらの記事で解説しています。